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2023年に向けたドラゴンズのストーブリーグ(1)


これで3度目のドラゴンズ関連のブログです。

このことは以前にも書いたのですが、高い位置でチーム力を維持するためにはチームの若返りが必要不可欠です。
ましては長年Bクラスと低迷しているチームとなると、チームを大幅に入れ替える必要があります。
極端な言い方をすると、いままで勝てなかったメンバーが主力のままで、わずかな選手の入れ替えても結果は変わらないと言うことです。ましてはピークの過ぎた選手が中心選手となっているようでは、尚更結果は変わらないと思います。

もちろん若手への切替には痛みが伴います。
また、選手の切替には『球団OB会や地元関係団体(俗に言うタニマチ)からの抵抗も予想できます。球団は、立浪監督をこうした雑音から守ることも必要です。

このようなブログを書いたのですが、いきなり大きなニュースが飛び込んできました。
それも2つ立て続けてです。


■11月15日 阿部選手と楽天ゴールデンイーグルスの涌井投手と交換トレード

■11月18日 京田選手と横浜DeNAベイスターズの砂田投手との交換トレード


特に阿部選手については2022年シーズンではビシエドの次いで打撃でチームに貢献した選手です。
どちらも比較的強いと言われた投手陣との交換トレードとなっています。
プロ野球OBを含めた多くの人が『チーム2番目の打撃成績を誇る阿部選手を出すなんて何を考えているのか?』や『補強すべきは投手では無くて大きいのを打てる打者だろう』との意見があります。
京田選手のトレードに対する意見では『なぜ京田選手を出すのか?京田選手は全試合守り切ることができる唯一のショートだ。打者を補強すべきだろう』『立浪監督は京田を嫌っており、個人の感情で京田選手を出したんだ。なぜ的外れのことをするのか?打者を補強すべきだ』といった意見がありました。

立浪監督は2022年シーズンを終えてからも、一番考えないといけないのはセンターラインの強化だと言っています。つまり投手力を含めた守りの強化を考えています。これはシーズンの半分を広いバンテリンドームで戦うチームの必須アイテムだということです。

私たちの意見ですが、確かに阿部選手は今年活躍した選手です。しかしチームは最下位という成績でした。打率も3割に満たない上、20本塁打を打てるわけでもないです。今まで勝てなかった主力メンバーがピークを過ぎていることを考えると、一気にチームを変える必要があるのでなないしょうか?また、立浪監督のチームを変貌させるという強い覚悟では無いでしょうか?
京田選手は、確かに守備力も体力もあり、そして比較的パンチ力もある選手です。ただ野球は守備と攻撃は同じ選手が行うゲームです。打線を強化するにあたり京田選手をレギュラーとして確約できるわけありません。京田選手の選手の将来を考えるとショートが不足している横浜DeNAベイスターズへトレードする方がいいのでは無いでしょうか? 横浜スタジアムは非常に狭い球場もあり、以外と打撃にも言い影響を与えるかも知れません。彼のパンチ力を考えると10本ほどホームランも打つ可能性もあるでしょう。

戦力外や現役引退などでチームを去った選手が17人います。この数を多いという人もいますが、私は他球団の状況からも決して多いとは思っていません。
ただ誤解してはならないのが、人数と本気度には相関はありません。来年以降の戦いを考えた上でチーム構成を判断する必要があるためです。事実中日には中堅層の薄さが指摘されています。

今年は岡林・土田・高橋と新しい力が台頭してきました。
2023年シーズンも新たな力が出てきて、久しぶりのクライマックスシリーズ進出期待してます。


参考:ドラゴンズニュース (2023/01/23)
阿部寿樹選手 交換トレードのお知らせ
https://dragons.jp/news/2022/22111501.php

京田陽太選手 交換トレードのお知らせ
https://dragons.jp/news/2022/22111801.php


以上