猫の殺処分の無い社会を目指す
さくら猫 TNRとは
この活動の目的は、猫の殺処分ゼロを達成することです。
公益財団法人どうぶつ基金が、猫の殺処分をゼロを目指し、地域行政、団体、個人、そして獣医師の協力を得て進めている活動があります。
この活動の主役は、地域で活動するボランティア団体や個人、そして獣医師の皆さんです。
彼らの協力なくして、この活動の目的を達成することはできません。
下記、さくらねこのサイトからの抜粋である。
Reference: どうぶつ基金 さくらねこ無料不妊手術 運営団体(2022/11/08)
『どうぶつ基金では、1匹でも多くの猫に不妊手術を施すことが殺処分ゼロを実現するもっとも有効な手段だと考えています。
そこで全国の獣医さんや行政、ボランティアの皆さんと協働して、さくらねこ無料不妊手術を行っています。
さくらねこ無料不妊手術事業は、飼い主のいない猫の問題を殺処分ではなく不妊手術(TNR)によって解決しようとする行政やボランティアさんを支援する事業です。』
https://sakuraneko-tnr.doubutukikin.or.jp
TRNとは、Trap(捕獲)、Neuter(不妊・去勢手術)、Return(元の場所へ戻す)、の頭文字をとった言葉です。
Trap(トラップ): 捕獲すること
- 猫が怪我をしないように気をつける。
- 連絡先、目的など書いた張り紙をつける。
- 捕獲器を仕掛けている間、その場所から離れない。
- 猫が捕獲器に入ると速やかに布で捕獲器全体を包み込んで猫を安心させる。
捕獲は、猫にとって大きなストレスになる可能性があります。
そのため、できるだけ猫の負担を減らし、安全に行うことが重要です。
Neuter(ニューター):不妊・去勢手術のこと
- 不妊・去勢手術を施されることで尿によるマーキングの頻度や発情期の大きな鳴き声をだす頻度、猫同士の喧嘩等の頻度も減少します。
- 避妊手術や去勢手術は、初回の発情前にするのが望ましいとされています。なぜなら、早めに手術を受けさせることで、病気になるリスクが低くなるからです。
- 不妊手術済みの目印として、猫の耳先をvカットします。
(一度手術をしたけれど、見た目で分からないために、何度も捕獲器で捕まえて麻酔をかけられ、お腹を開かれることがないように、一目でわかる目印を付ける必要があります。) - 全身麻酔がかけられているので、猫は痛くありません。出血もほとんどありません。
- V字にカットされた耳が、さくらの花びらのようなので、さくら猫と呼ばれています。
- まだ手術ができない子猫などは保護をして里親捜しを行う場合もあります。
Return(リターン):猫を元の場所に戻す
- 猫ボランティアさんは術後経過観測を半日〜1日すること
- 猫には縄張りがあります。猫を元の縄張りに戻すことで、他の新しい猫がやってくることを防げます。
- 野良猫として暮らしてきた子たちを無理やり保護することはストレスとなり、病気の原因にもなりかねません。成猫として生きていく力がある子は元の場所に戻します。
- 適切な餌やり(餌は置き餌をせず、猫が食べ終わるのを待ち、後片付けと掃除をする)を行い、地域で見守ることが猫の数の増減把握につながり、繁殖制限を長期的に持続させることにつながっていきます。
- 捕獲もれの猫や、新しい猫がいたら、速やかに捕獲してTNRを行います。
成猫としてその地域で生きていく力がある猫については、TNRによって繁殖を抑えながら、元の場所で暮らしてもらうという考え方があります。
殺処分のない社会を目指して
猫の殺処分を減らし、最終的に「殺処分ゼロ」を目指すためには、一人の力だけでは限界があります。
行政、獣医師、ボランティア団体、地域で活動する個人、そして地域住民。
さまざまな立場の人たちが協力し、それぞれの役割を担うことが必要です。
TNRは、そのための一つの方法です。
一匹でも多くの猫が命を失うことなく、その猫にとってできるだけ穏やかな環境で生きていける社会をつくる。
その積み重ねが、猫の殺処分のない社会につながっていくのではないでしょうか。
参考: 公益財団法人 どうぶつ基金 さくらねこ無料不妊手術 運営団体
https://sakuraneko-tnr.doubutukikin.or.jp
参考:公益財団法人 どうぶつ基金
https://www.doubutukikin.or.jp/activity/campaign/story/
Thanks
2022/11/14