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台湾 ～ 地域経済圏構想 ～

韓国が反日を公言し､反日政策を実施していた前大統領の時の話です。
日本から輸入していた半導体製造にとって重要な材料の扱いの問題から、日本は韓国をホワイト国から除外したことがありました。これは、日本の製品が危険な国家へ横流しされているという重要な事案に対する正当な対応でした。
しかし、日本のある放送局の番組では、この対応を批判した上で信じられない提案をしていました。
それは、日本は韓国と一つの経済圏を作るべきだと言っていたのです。

しかも、韓国政権が反日を公言し反日政策を実施している中で、この提案をする意味が全く理解できませんでした。
しかし、あくまで日本側に立つと理解できないのであって、逆の立場に立つと良く理解できます。

この方達は、『日本が悪いのだから反日政策は仕方ないことです。また、韓国の日本より優れた国家なので、同じ経済圏になることで日本は得ばかりでしょう？』とでも言いたいのでしょうか？
インターネットの発達により、近年韓国の『朝鮮日報』や『ハンギョレ新聞』の記事を目にすることがあります。
その中に『日本の円の力はもう無くなっている。日本との通貨スワップは不要である。むしろ、韓国ウォンも通貨基軸になる資格が十分にある』という記事を目にします。
なんか、同じ思考が根底にあるように感じます。

しかし、この方達は前述した『軍事流用可能な日本製品を危険な国に横流し』した件だけでは無く『国家間の合意事項の一方的破棄（理由が、支援団体にお金が入ってこなくなるからとの理由で破棄）』、『竹島問題』、『主権免除違反』などについて、一切コメントしないことに驚いています。
まぁ、アメリカの共和党議員の人も言ってますが『このような人達は、同じことをしても、意見の異なる人のみ執拗に攻撃してくる』と言っていることが､良く理解できました。

それにしても反日教育があり反日を公言する国と経済圏を作ろうという発想には驚かされます。
この人達は、日本国民や企業が苦しむことが正しい姿だと思っているのでしょう。

ただ近隣地域との経済圏構想は素晴らしいです。
日本の近くには、親日の地域があります。

『台湾』

お互い対等な立場で、お互いをリスペクトできる経済圏構想こそ進める価値があります。
これは、EUとは異なる『弱い紐帯で強い絆』という新たな枠組みの経済圏になります。
弱い紐帯と表現したのは、EUと異なり貨幣を含めお互い独立国として扱うシステムと言う意味でです。

現在、日本は半導体大国の復活を目指しており、ラピダスがその筆頭となっています。
外交カードともなる半導体の場合：
・日本には、製造装置・材料など世界有数の企業が有ります。
・台湾には、高機能デバイスで必須となる微細化の世界的技術を持つTSMCなど優良なファンドリーがあります。
現在の日本の政策もあり、台湾のTSMCが熊本県に2つの向上を建設しています。
日本と台湾がひとつの経済圏になることで､世界有数の半導体製造エリアが確立できるのではないでしょうか。

この他にも、それぞれの地域の発展に貢献する観光業や就学・就労の自由往来の施策などがあれば良いかもしれません。
例えば、お互いの国のパスポートは、自国民と同じゲートからの入出国などの措置です。
また、往来するための航空券の価格についても経済圏優遇措置などがあれば､より活発になるのでは無いでしょうか？

今以上にお互いの国の関係を強化してもらいたいです。

以上
2024/08/21